しみてつ10大ニュース2022

さて今年はどんな年だったか……、そんなことを振り返る時期だ。物心ついた頃から誰しもそんなことをしてきたのではないだろうか。1年を振り返って、来年はもっといい年にするぞと形だけでもつけるように。
ところが年をとってくるとどうだ。時間の経つのが速すぎて振り返っている暇もない。振り返ったとしても今年のことか去年のことか……。さっぱりだな。これを耄碌(もうろく)というのだろう。そんなことでここ数年、振り返るなどということをやめてしまった。
これじゃ老け込む一方だなと、はたと思った。ということで今年はやってみようかと。

「揺れて歩く ある夫婦の一六六日」より

①大腸癌術後5年を無事生き延びる 再発・転移はなかった
②新型コロナウイルスに感染! オミクロン株だ。ただの風邪程度ではなかった
③息子と一緒に仕事! 5歳で息子を残して家を出た。そんな彼と……
④勝手にホームページつくっちゃいましたプロジェクト 4軒目公開中! 5軒目進行中!
⑤新しい企画1を3つ同時にスタート
⑥南日本新聞連載「『生きる』宣言」完結 3年間36回の長丁場だった
⑦「揺れて歩く ある夫婦の166日」当事者の1人、母清水千鶴が他界。98歳だった。
⑧写真集「種子島物語」’ISLAND SCENERY’ ‘ ISLAND LIFE’ 2冊同時上梓
⑨清水哲男展「物語の系譜」 9.1〜10.3@えほん館むむむ,京都 文筆業40年
⓪写真展「種子島物語」4.20〜5.8@京都文化博物館 来場者2300人突破!

「揺れて歩く ある夫婦の一六六日」より

まあこんなところだ。ほとんどの話題が、いやすべてだな、仕事がらみだ。母が亡くなったことも、親父が亡くなったことも含めて、僕は仕事にしてしまった。挙句に自分の大病についてもだ。
そんなに仕事が好きなのかとよく問われる。
「とんでもない。一生遊んで暮らしたいと思っているくらいだ」
と笑うと、
「遊びが仕事、仕事が遊びみたいなものじゃないか。だからお前は死ぬまで働くんだよ」
と追い打ちをかけられた。
「死ぬまで働く」ということに異論はない。だがそれがいつまでなのか、この先短いのか長いのか、皆目見当がつかない。
だからとりあえず働くことにする。

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