【京都三条通】京都で見つけた「内房(アンパン)」の温かさ

内房(アンパン)@三条通り新町西入る, 京都市中京区

今回訪れたのは韓国料理の内房(アンパン)だ。「オモニが作る心温まる本格韓国料理」がこの店の売りだという。
僕は若い頃から宇治のウトロや京都市南区の東松ノ木町界隈の友人宅でオモニやハルモニの手料理をずいぶんご馳走になってきた。そのどれもが甘辛くて濃い味付けだったが、とても優しいと思った記憶がある。当たり前だよね。家族や子や孫を思ってつくるわけだから。焼肉のタレなんてね、ウトロのミドリさんの手づくりタレを上回るものには出会った試しがない。だから「オモニが作る」とうたうからにはよほど自信があるんだなと思った。ここでしか味わえない味を楽しめるんだと。

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【京都駅八条口南】ディープサウスの「元祖ちぢみの王様」へ!韓国料理の聖地で疾風怒濤の爆食体験

元祖ちぢみの王様@JR・近鉄京都駅前, 京都市南区

僕はそのあたりを「京都のディープサウス」と呼んでいる。京都駅八条口の南だ。僕が生まれ育ったまちでもある。
今回はそのディープな京都のディープな店を紹介する。その名も「元祖ちぢみの王様」。実にベタな名前じゃないか。名前を聞いただけで韓国料理メインであることがわかる。しかもちぢみには絶対的な自信を持っていることもうかがい知れる。場所はJR・近鉄京都駅から歩いて10分とかからない。東寺慶賀門からまっすぐ東に伸びた東寺道コミュニティ道路という少々おしゃれな通りに面している。

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【京都四条烏丸】小さなバーを侮ってはいけない ちょっとだけではすまないぞ

CHOTT WARAKU@SUINA室町, 京都市下京区

今さらながらだが、このサンクチュアリは世に言う名店を取り上げているわけではない。清水自身が気軽にくつろげて気に入った店を紹介している。人からすれば「なんだこんな店」と言いたくなるような店であっても清水にとってはサンクチュアリなのだ。だから「清水哲男のサンクチュアリ」なのだ。お間違いなきよう。
ところで僕は本は本屋で買う主義だ。そのわけはまた別の機会に譲るが、余程のことがない限りネットショップでは買わない。街中の本屋に出かけて、たっぷり時間をかけて選び買うのが楽しいのだ。読書の第一の楽しみだ。第二の楽しみは、昼飲みができるような酒場に飛び込み買い込んだ本をひろげることだ。

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【京都西院】極ありきたりな居酒屋だが、何を食べても飲んでもとてもリーズナブルにマルくおさまる

満マル 京都西院店@西院, 京都市右京区

今回は地元中の地元。私が育った地域にある店を紹介したい。
店の何にひかれるか。まあ、人それぞれだろうけど……。たとえば料理の味や取り揃えられたお酒の種類、今なら値段がリーズナブルなどということが外せない要素になるのだろうか。居心地のいい接客を上げる人もいるだろう。

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【京都三条堺町】趣味がこうじて、魚屋に毛の生えたような!?

魚屋に毛の生えたようなお店 京都つりや@三条食彩ろおじ, 京都市中京区

三条堺町のイノダコーヒー本店。その向かいに「三条食彩ろおじ」はある。京都人は路地を「ろおじ」と発音する。小さな路地で、すべてが飲食店だ。一つひとつの店は小さい。「魚屋に毛の生えたようなお店京都つりや」は奥から3軒目だ。間口は1間半ほど奥行きは2間あるかどうか。2階もあるが、上がってはいないのでどのくらいの広さがありどういう構造になっているかはわからない。1階はカウンターだけで6席のみ。店名はやたら長いのに店は小体、小さい、可愛い……。そんな形容がぴったりなのだ。

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